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ゆるゆるクリエイティブ TOKYO

ゆるゆる思考で、ゆるクリエイティブなオトナの学び場

青山学院大学のワークショップデザイナー育成プログラムで学んだことを学びなおしています。

ゆるゆる雑感

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私の短いワークショップデザイナー人生において転機となったのは、青山学院大学社会情報学部が主宰する「ワークショップデザイナー育成プログラム」に通い始めた2013年にまで遡ります。

ちょうど今頃の季節に3か月間ほぼ毎週、週末に大学まで通っていました。

wsd.irc.aoyama.ac.jp

それまで自分が行っていたワークショップは、他者が実施するワークショップを体験する中で学んだことがベースとなっていました。

しかしながら、なぜワークショップが必要なのかといったような質問に対して、理論的な知識が不足しており明確に答えることができませんでした。

そんな時に会社の先輩たちに勧められたのが、青山学院大学の「ワークショップデザイナー育成プログラム」だったのです。

あれから早4年が過ぎ、身の回りにワークショップと名のつくものがあふれるようになりました。それもそのはず、同プログラムの修了生は今や1,000名を超え、あらゆる業界に増殖しています。

そこで、改めてワークショップの原点に帰るつもりで、学び直しをすることにしました。

ワークショップってなんだろう?

ワークショップについては様々な定義がありますが、青山学院大学が教える「ワークショップ」の定義はその前提として、

コミュニティ形成(仲間づくり)のための
他者理解と合意形成のエクササイズ(練習)

としています。つまり、この前提条件に当てはまらないものはワークショップではないというスタンスです。

これには、価値観が多様化・多層化・複雑化する多元的社会の不可避と、分かり合える共生社会が不可能であるという背景がベースになっています。

そのような状況でも、社会の中で何か物事を行うためには合意形成がどうしても避けられません。正解のない時代において、皆が納得出来る納得解(意味の生成)を導くことがますます重要になっているのです。

言い換えるならば、自分とは価値観の異なる他者を受け入れつつも(心から分かり合うことはできない)、お互いが納得できる納得解(合意形成)を生み出す創造的協働(協同)のできる人を育てることが、これからの時代においてますます重要になっているということなのです。

同プログラムでは、そのような人を育てる場としてワークショップがあり、越境的、横断的ヒューマンネットワークの結び目になる人として、またコミュニケーションの場づくりの専門家として、ワークショップデザイナーを定義しています。

ワークショップをデザインするとは?

そのようなワークショップの「場面」として、同プログラムでは以下の4つを定義しています。

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参考:まなびほぐしのデザイン

  1. 協働(協同)する場面がある(協働(協同)性)
  2. 即興的な場面がある(即興性)
  3. 身体を動かす場面がある(身体性)
  4. 自分を場面に紐付ける感覚がある(自己原因性感覚)

いうまでもなく一番重要なのは、1の協働(協同)性であり、それを支えるのが、即興的な場面と身体を動かす場面という関係になっています。

普段の思考に陥らないように、また言語だけに頼らない状況を作ることで、協働(協同)性を発揮しやすい場面が生まれます(例えば、無言で誕生日順に一列に並ぶというワークを考えてみると理解できるのではないでしょうか)。

ある種の不自由さが自由を生むのだそうです。頭と心と手足の協働、体全体のバランスを通じて、協働における学びを展開していきます。

ますます他者との協働が求められるビジネス環境においても、頭でロジカルに判断するだけでは、一歩も前に進まない(何も変わらない)状況があるのではないでしょうか。そういう時には、まさにワークショップデザインの考え方が役に立ちます。

そして、それぞれの場面において、他の誰でもなく自分の居場所があるという(結果に対して自分が影響を与えているという)感覚が、参加者の中に常にあることが大切です。

これには、どんな行動や発言も否定されずに受け入れられるという安心・安全な場をみんなで作ることだったり、全員が公平に発言できる状況を作ることがポイントだと思っています。まさに、「Yes, and」ですね。

それによって、答えはどこか外にあるものではなく、自分の中にあることに(他者との協働の中から)気づくのだと思います。

そのことこそが、コンビニ化、キャラ化しているといわれる現代社会において、一人ひとりが本来もっている輝きを取り戻すきっかけになるのだと信じています。

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参考リンク

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参考図書

詳しくは以下の書籍が参考になります。