先日、「Points of You」というメソッドのグローバル共通トレーニングを受けて、「Points of You®認定エバンジェリスト」という資格を取得しました。
この資格は初級資格ですが、「Points of You」を使ってコーチングなどを行ったり、体験会を実施することができます。
「Points of You」を体験してみたい方は、facebookメッセージください(facebook友達限定)。
Points of Youって?
そもそもPoints of Youって何?という方も多いと思います。
私も約1年ほど前にその存在を知りましたが、ツールの日本語版(上の写真)ができたのが2014年なんだそうです。
日本語版ができてまだ2年しか経ってないんですよね。基本はコーチングのためのツールなので、その分野の人たちの間では急速に普及しているようです(エバンジェリストはすでに200人を超えました)。
思い返せば、私もコーチングに興味を持ちはじめて、いろいろ調べているうちにその存在を知ったのかも知れません(うろ覚え)。
詳しくは、POINTS OF YOU JAPANのサイトに詳しく載っていますが、5行で簡単に説明すると、
- イスラエルのYaron Golan 氏とEfrat Shani氏によって開発されたツール
- 2007年にヘブライ語版「コーチングゲーム」完成
- 世界154か国、19か国語に翻訳
- Google、シルク・ド・ソレイユ、NASA、IKEA、Intelなどグローバル企業が導入
- コーチング以外にも様々な手法と組み合わせることができるツール
のようになります。
また、その効果としては、
- 質の高いコミュニケーションを生む
- 創造力や発想力を高める
- チームリーディング力を養う
といったことが挙げられています。
Points of Youを体験して
通常、トレーナーや他のエバンジェリストが開催する体験会などに行ってから、エバンジェリスト養成講座を受講すると思うのですが、私の場合は、いきなりエバンジェリストになっちゃいました。
講座開催の約2週間前に急に思い立って、数日後には申し込みを済ませました。もう直感としか言いようがないのですが、聞こえたんですよね。「Points of Youを手に入れるなら今でしょ!」って。
結果は大正解でした。講座を実際に受けるまでは、本当に受講するほどの価値があるのかどうか心配でしたが、色々な意味で受けてよかったと思ってます(講座終了後のファミレスでのおしゃべりも刺激的でした)。
一番感動したのが、ツールとしての完成度です。より多くの人が専門の知識を学ばなくても使えるようにという思想で開発されており、特にカードの完成度が素晴らしいと思いました。
なぜなら、私自身も数年前に会社で、ワークショップで使うためのフォトカードセットを開発した経験があったからです。
その際、写真素材を選ぶのにかなり時間がかかった記憶があるのですが、「Points of You」のカードはそれ以上に膨大な時間をかけて開発されていることを講座の中で知りました。実際にカードを使ったワークを体験した時に、同じフォトカードですが全然別物なんだと感動しちゃいました(そもそも目的が違いますが)。
早速使ってみました
上の写真は、Punctam(パンクタム)といって主にセルフワークで使うツールです。このツールさえあればいつでもどこでもちょっとした空き時間に「Points of You」がし放題です。
早速試しに今朝のミーティングで同僚と使ってみました(その時の写真です)。来月実施予定のワークショップの設計で悩んでいたところだったので、試しにそれをテーマにやってみました。
その結果、ちょっとだけ視野が広がってプログラムの設計が進みました。
「Points of You」とは「Point of View(視点)」から生まれた造語です。人々が多くの視点を持つことで、相互理解が深まり、自身の理解につながるというのがそのコンセプト。
物事をちょっと違った視点で見ることができたなら、問題解決のスピードも上がります。そんな訓練をするのがこのツールなんです。
参考になる動画
興味を持たれた方は以下の動画(全8話)も参考になりますよ。